愛知ウェディング協議会AICHI WEDDING COUNCIL
WEDDING CULTURE

結婚式文化ガイド

東海・愛知に伝わる婚礼の風習を、言い伝えではなく統計と出典で読み解きます。 私たちは、この地域で結婚式に携わる事業者が業種を越えて集まる団体です。 地域の婚礼文化を記録し、次の世代へ引き継ぐことを目的のひとつに掲げています。

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名古屋・東海の結婚式の風習 —— いま残るもの、消えたもの

名古屋・東海の結婚式の風習として知られるのは、菓子まき、嫁入りトラック、豪華な結納、名披露目(なびろめ)などです。2024年の調査では、菓子まき・菓子配りを行った人は3.0%、結納は5.7%で、嫁入りトラックは2000年前後に姿を消しました。いまに続くのは名披露目と、招いた人に手厚くかける考え方です。

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数字で見る、東海の結婚式 —「名古屋は派手」の実像

「名古屋の結婚式は派手」と言われます。2024年の調査では、東海の披露宴の招待客は平均45.2人で全国で2番目に少なく、招待客ひとり当たりの費用は9.5万円で全国2位でした。菓子まき・嫁入りトラック・結納について、言い伝えと統計を突き合わせます。

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結納は、するのか —— 数字と、三河に伝わる「徳利転がし」

「東海の結納は豪華」と言われます。しかし2024年の調査では、東海で結納を行った人は5.7%で、全国平均の7.0%を下回りました。いま主流は両家の顔合わせで、90.0%がこれを行っています。西三河から東尾張にかけて伝わる「徳利転がし」という婚約の儀礼とあわせて、この地域の結納のいまを見ます。

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引出物は、多くて重いのか —— 数字で見る、東海の引出物と引菓子

「名古屋の結婚式は派手」という印象から、引出物も多くて重いと思われがちです。2024年の調査では、東海でゲスト1人に贈ったギフトは平均2.7品で、全国平均の2.6品とほぼ同じでした。品数が多いのは北陸です。いっぽう引出物の金額は1人あたり7.1千円と全国平均の6.3千円を上回り、引出物・引菓子のオンライン化をゲスト全員に取り入れた人は23.2%で、全国15地域の中で最も高い割合でした。

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新婚旅行のお土産に、11万円 —— 数字で見る、東海の新婚旅行

2024年の調査で、東海の新婚旅行のお土産代は平均11.2万円でした。全国平均の8.1万円を上回り、全国15地域で最も高い金額です。旅行費用(73.2万円)、旅行日数(6.5日)、パッケージツアーの利用率(53.0%)も、いずれも15地域で1位でした。数字で見る、東海の新婚旅行です。

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東海の挙式は、人前式が半分 —— 数字で見る、東海の挙式スタイル

2024年の調査で、東海で人前式を選んだ人は51.9%でした。全国平均の36.7%を大きく上回り、首都圏(26.4%)の約2倍です。6年前の2018年は35.2%で、この6年で16.7ポイント増えました。キリスト教式・神前式との比較、会場の選び方とあわせて、東海の挙式スタイルのいまを見ます。

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料理に、いちばんかける東海 —— 数字で見る、披露宴の料理と飲み物

2024年の調査で、東海の披露宴の料理は1人あたり平均1万7,800円(飲み物を除く)でした。全国平均の1万6,900円を上回り、全国15地域で最も高い金額です。1人2万2千円以上の料理を選んだ人は18.7%で、全国平均(9.5%)の約2倍。見積りから料理をランクアップした人も72.6%にのぼります。

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尾張徳川家の二つの婚礼 —— 春姫のお輿入れと、国宝「初音の調度」

1615年、和歌山から名古屋城へ、春姫が尾張徳川家の初代・義直に嫁ぎました。行列は長持300棹と伝わり、徳川家康は櫓の上からそれを見届けてから大坂夏の陣へ向かいました。1639年には、2歳6か月の千代姫が2代・光友に嫁ぎ、その婚礼調度「初音の調度」は国宝として名古屋に残っています。名古屋に残る、二つの大名の婚礼をたどります。

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