2026年10月15日 公開 ・ 一般社団法人 愛知ウェディング協議会(監修:理事 中村幸伸)
2024年の調査で、結婚費用(結納から新婚旅行まで)に親・親族からの援助があった人は、東海で84.9%。援助額は平均208.9万円で、全国平均の183.5万円を上回り、15地域で2番目の高さでした。
「名古屋の結婚は、親が出す」。そう聞いたことのある方は多いと思います。結婚費用に、親はどれくらい関わっているのか。今回も、言い伝えではなく数字で確かめました。
出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2024 東海(リクルート、2024年10月)。援助があった人のうち金額回答者。15地域のうち抜粋。全国は推計値
| 地域 | 援助があった人 | 援助額(平均) |
|---|---|---|
| 富山・石川・福井 | 85.9% | 218.5万円 |
| 東海 | 84.9% | 208.9万円 |
| 福島 | 77.0% | 203.4万円 |
| 首都圏 | 82.1% | 191.5万円 |
| 関西 | 82.2% | 181.9万円 |
| 新潟 | 87.9% | 180.4万円 |
| 全国 | 81.9% | 183.5万円 |
出典:結婚費用(結納、挙式、披露宴・ウエディングパーティー、二次会、新婚旅行)に対する親・親族からの援助。援助の有無は援助額を「わからない」と答えた人を除いて集計/東海 n=252、援助額は援助があった人のうち金額回答者/東海 n=214。全国は推計値。15地域のうち抜粋
援助があった人の割合は、新潟(87.9%)などに続く高さです。額で見ると、東海は富山・石川・福井に次ぐ2番目でした。援助があった人のうち、夫側と妻側の両方から援助を受けた人が75.9%(全国74.2%)と、多くの場合、両家がそろって支えています。
援助額は年によって動きます。東海の平均は2018年の調査で217.0万円、2022年に174.3万円まで下がり、2024年は208.9万円に戻りました。
結婚費用のうち、挙式・披露宴の費用として援助があった人は東海で76.3%(全国74.2%)。援助額は平均190.0万円で、全国平均の168.6万円を上回り、こちらも15地域で富山・石川・福井(202.0万円)に次ぐ2番目でした。
結婚費用のために二人で貯金をしていた人は、東海で92.8%。全国平均の87.4%を上回り、15地域の中で最も高い割合でした。
貯金の額は平均351.8万円(全国325.8万円)で、関西(373.2万円)、富山・石川・福井(358.2万円)に次ぐ3番目です。「親が出す」だけではありません。二人もまた、全国でいちばん多くの人が結婚に向けて貯めている地域です。
ここからは、協議会の見方です。1本目のガイドで、東海は「たくさん呼んで派手にやる」のではなく「呼んだ人に、しっかりかける」地域だと書きました。料理も、引出物も、新婚旅行のお土産も、ひとり当たりにかける額が全国より高めでした。
その支えになっているのが、親の援助と二人の貯金の両方なのだと考えられます。結婚式を、二人だけでも親だけでもなく、両家と二人で準備する。数字からは、そんな形が見えてきます。
ここに記した数字は、2024年版の「ゼクシィ結婚トレンド調査」によるものです。この調査は2024年版をもって終了し、後継の調査には東海の地域別の集計がありません。東海の結婚費用をこの形で比べられる数字は、これが最後になります。
一般社団法人 愛知ウェディング協議会は、この地域で結婚式に携わる事業者が業種を越えて集まる団体です。地域の婚礼文化を記録し、次の世代へ引き継ぐことを目的のひとつに掲げています。
この記事は、公開されている資料にあたって作成しました。裏づけの取れなかった言い伝えは載せていません。 記載の誤りにお気づきの際は、お問い合わせからお知らせください。
ほかのページ:ブライダル業界を目指す方へ/よくある質問/協議会の歩み