2026年10月20日 公開 ・ 一般社団法人 愛知ウェディング協議会(監修:理事 中村幸伸)

結婚式の当日とは別の日に、スタジオや屋外で写真を撮る「別撮り」。2024年の調査で、東海の実施率は77.0%でした。2018年の調査では61.0%で、6年で16ポイント増えています。
結婚式の前に撮る「前撮り」、後に撮る「後撮り」。いまでは、結婚式の準備のひとつとして当たり前になりつつあります。東海の二人が、何のために、どこで、何を着て撮っているのか。数字で見ます。
出典:ゼクシィ結婚トレンド調査 各年の東海版
| 調査年(東海) | 別撮りをした人 |
|---|---|
| 2018年 | 61.0% |
| 2019年 | 63.5% |
| 2020年 | 67.9% |
| 2021年 | 73.5% |
| 2022年 | 71.5% |
| 2023年 | 73.7% |
| 2024年 | 77.0% |
出典:ゼクシィ結婚トレンド調査 各年の東海版。スタジオ撮影・ロケーション撮影のどちらか、または両方をした人
2024年の77.0%は、全国平均(73.8%)を上回り、15地域の中では九州(80.5%)、関西(77.6%)に次ぐ3番目です。妻の年齢が24歳以下では87.1%に上りました。
撮り方は、屋外などで撮る「ロケーション撮影」だけの人が45.0%、スタジオ撮影だけの人が35.1%、両方の人が19.9%でした。
| 別撮りをした理由(東海) | 2018年 | 2024年 |
|---|---|---|
| 当日と違う衣裳が着られる | 57.8% | 68.0% |
| 当日ウエルカムボードとして使うため | 35.5% | 55.0% |
| 和装で撮りたかった | 54.6% | 53.7% |
| 挙式・披露宴以外で撮りたいシーンがあった | 38.3% | 46.3% |
| 当日映像演出として使うため | 30.0% | 43.7% |
| 当日席次表などのペーパーアイテムとして使うため | 21.7% | 38.1% |
| ゆっくり時間をかけて撮りたかった | 44.1% | 30.3% |
出典:別撮りをした人/複数回答。東海 2024年 n=231、2018年 n=313
いちばん多い理由は「当日と違う衣裳が着られる」でした。大きく増えたのは、ウエルカムボード(35.5%→55.0%)、映像演出(30.0%→43.7%)、席次表などのペーパーアイテム(21.7%→38.1%)と、撮った写真を結婚式の当日に使うための理由です。前撮りは、記念に残すためだけでなく、当日の準備の一部になっています。
披露宴の何週間前に撮ったかの平均は、スタジオ撮影で14.2週間前、ロケーション撮影で15.2週間前でした。2018年の調査では、それぞれ8.6週間前、11.6週間前です。当日に写真を使うためには、早めに撮っておく必要があります。理由の変化と、時期の変化は重なっています。
| ロケーション撮影の新婦の衣裳(東海) | 2018年 | 2024年 |
|---|---|---|
| ウエディングドレス | 53.5% | 50.0% |
| 白無垢 | 18.4% | 36.7% |
| 色打ち掛け | 54.6% | 32.0% |
| カラードレス | 18.4% | 13.3% |
出典:別撮りのロケーション撮影をした人/複数回答。東海 2024年 n=150、2018年 n=185
屋外で撮る人の衣裳で、白無垢は2018年の18.4%から36.7%へと倍になりました(全国は30.7%)。代わりに色打ち掛けが減っています。スタジオ撮影では、ウエディングドレス55.1%、色打ち掛け47.2%、白無垢37.0%でした。別撮りをした理由でも、半数を超える人が「和装で撮りたかった」と答えています。
ロケーション撮影の場所は、庭園(24.7%)、海(23.3%)、観光名所(22.7%)、公園(15.3%)、神社(12.0%)の順でした。
スタジオ撮影を頼んだ先は、結婚式場など会場の専属・提携事業者が40.2%、外部の写真店・カメラマンが38.6%、外部の衣裳店などが18.9%でした。2018年の調査では会場が52.5%、外部の写真店・カメラマンが26.3%で、会場の外に頼む人が増えています。
費用の平均は、スタジオ撮影で20.3万円(全国19.6万円)、ロケーション撮影で19.6万円(全国20.2万円)でした。
結婚式当日の写真も、東海では93.3%がスナップ撮影をしています(全国91.5%)。そのうえで4人に3人が、別の日にもう一度写真を撮る。和装をもう一着着る機会として、当日の会場を飾る写真として、前撮りは東海の結婚式に欠かせないものになりました。
ここに記した数字は、2024年版の「ゼクシィ結婚トレンド調査」によるものです。この調査は2024年版をもって終了し、後継の調査には東海の地域別の集計がありません。
一般社団法人 愛知ウェディング協議会は、この地域で結婚式に携わる事業者が業種を越えて集まる団体です。地域の婚礼文化を記録し、次の世代へ引き継ぐことを目的のひとつに掲げています。
この記事は、公開されている資料にあたって作成しました。裏づけの取れなかった言い伝えは載せていません。 記載の誤りにお気づきの際は、お問い合わせからお知らせください。
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